2023年10月22日日曜日

算数や数学の問題を前に「どうしていいか分からない」 と思っている人のためのポーカーチップ算数体験会やります。

 


トランプのババ抜きでは、同じ数が2枚揃ったら捨てるよね。
これは、ある「きまり(ルール)」で「数」を「動かして」いることになるね。

算数や数学の「足し算」とか「掛け算」とか「方程式」とか「関数」とかも同じように、ある「きまり」で「数」を「動かして」いるんだ。

算数や数学の問題を前に「どうしていいか分からない」と思ってしまうのは、「きまり」にしたがって数を動かす「方法」がよく飲み込めてないからだよ。

トランプだって、実際にやってみて、それは同じ数だから捨てていいとか、同じ数じゃないからとかカードを「動かして」いるうちに「きまり」を覚えるよね?

紙の上に鉛筆で数字や式を書いているだけだと、実際に「数」を「動かす」ことができないから「きまり」がよく覚えられないんだよ。

ちょうど、コロナ禍で学校がお休みになったりしていた頃、僕は「算数でつまづいている」子どもたちに出会いました。
問題を読んで「どうしていいかわからない」と根をあげている子ども、ヤケを起こしている子どももいました。

僕は、碁石と碁盤を持ってきて、碁石を並べ替えながら計算をする方法を伝えました。

実を言うと、「計算が出来ない子ども達」は、碁石をきちんと並べたり、並べ替えたりすることができませんでした。

でも、きちんと並べ替える事が出来るようになると、みんな見違えるように計算力がアップしていました。

その後、僕は碁石よりもポーカーチップを使った方が、いろいろな計算を同じ考え方で進めていくことが出来ると考え、「ポーカーチップ算数」を開発しました。

「答えが8までの足し算は出来るけど、答えが9の足し算は間違えてしまう」とか、

「『あまり』のある割り算が出来ない」とか、
「千より一つ少ない数を910とか901とかって答えちゃう」とか、

「マイナスの数をマイナスすると、どうなるんだっけ?」とか、

そういう人は、是非、ポーカーチップ算数にふれてみて下さい。

「どうしたらいいか」が分かるようになると思います


日時:2023年11月12日(日)17:00-18:30

場所:としまNPO推進協議会「みんなのえんがわ」
(171-0014 東京都豊島区池袋3丁目30−21 
 マルモビル 1F 池袋第二公園前)

参加費:3,800円(兄弟での参加無料)

定員:10名


2023年10月21日土曜日

数を動かし方を体験するって公式を覚えることじゃないよ

 ポーカーチップを使って数を動かすって「公式」を覚えることじゃないよ。

あのね、紙の上で計算するって、野球とかサッカーとか、コンピュータゲームとかを実際にやらないで、ボールやキャラの動かし方を頭の中で考えているみたいなものなんだ。

野球やサッカーで、ボールもバットもなしで、言葉だけで、「どっちに向かって走りますか?」なんて聞かれて考えるだけで出来るかな?

ゲームのやり方を覚えるのに、ゲーム機やパソコンに触らないで、「どのキーを押しますか?」って聞かれて答えるだけで覚えられるかな?

実際にボールを投げたり、蹴ったり、ゲーム機のボタンを押してキャラを動かしてみて、「覚える」んだよね?

だから、「数」を実際に動かしてみよう。

それがポーカーチップ算数だよ。